CEOメッセージ

AIと共走するためのガードレールを整備し、安全なAI活用を実現することを目指しています。

白金数理を起業した理由

ふとしたきっかけで介護現場を訪問した際に、とても非効率かつ危険な情報管理がなされているのを見て、私が持つ情報技術や知識は世の中のそうした非効率を解消して、もっと本質的な(介護で言えば利用者との対話や介助)ことに当てられるべきではないかと思ったためです。

プロダクト・サービス開発の想い

組織規模が大きくなるとどうしてもサービスの価格をあげなければなりません。一方で、介護や保育など社会保障を担う一部の領域は資本主義の力学が及ばないため、高価格なサービスを導入するのは難しいことが多いと感じています。低価格で高品質なサービスを提供するためには、自身で起業して、小さな組織体のままで高品質なサービスを提供し続けられる基盤を作ることが重要だと考えました。

我々にしかできないこと

システムを安定的に稼働させるためには、多方面での高い技術力が要求されます。技術者は「狭く深く」知識や経験を積んでいくことの多い専門職ですが、代表の持ち前の好奇心と幼少期から一貫して技術を探求している執念から、「広く深い」経験を持ちます。CTO(最高技術責任者)として複数社での経験や、世界最高の技術力を要求される米国シリコンバレーで機械学習エンジニアとして従事するなど、そのキャリアが「広く深く」を体現しています。このような知識や経験に裏付けされる当社の技術力は世界的に見ても極めて高いレベルにあると自負しており、少人数で安定的にシステム価値を提供するという非常に難易度の高い経営を実現させています。

profile

長谷川 知里 / Chisato Hasegawa

白金数理合同会社 代表社員CEO

東北大学大学院情報科学研究科にて修士号(情報科学)を取得後、株式会社カカクコムにて研究開発エンジニアとして大規模分散処理基盤の構築、開発、運用や機械学習システムの研究開発に従事。その後、東京大学発のスタートアップである株式会社NicogoryのCTO、株式会社Smiloopsの機械学習部門責任者、CTOを経て、2021年に白金数理合同会社を創立。同時に国内最大規模のモビリティシェア企業にてデータストラテジスト、米国シリコンバレーのAIスタートアップ企業にて機械学習エンジニアとして従事。